エルトン・ジョンとランディ・ニューマンが歌う『It's Tough to Be a God』は、神になりきれない人間の葛藤をユーモラスに描いた楽曲です。彼らは、神として崇拝されることへの不安や、信仰心を利用しようとする人々への不信感を歌っています。宗教的な熱狂に翻弄されながらも、自分たちの利己的な欲望に振り回される様子が、コミカルな歌詞で表現されています。
この曲は、アメリカの南部出身の白人労働者階級の人々である「レッドネック」たちの考え方と、彼らの行動によって黒人に対する差別が続いている現状を皮肉たっぷりに歌ったものです。歌詞の内容は、レッドネックたちが自分たちの無知さや偏見を棚に上げ、黒人を抑圧し続けている状況をユーモラスかつ辛辣に描写しています。